Linuxカーネルがユーザソフトウェアを実行する場合、ハードディスク上に
あるプログラムファイルの内容をメモリ上に読み込んだあと、実行をその
プログラムに移します。このようにしてプログラムがメモリ上で動作して
いる状態を「プロセス」と呼びます。
プロセスは、同時に複数個共存し、同時に動作することができます。
たとえば、「viエディタ」のプログラムファイルがハードディスク上に
1つしかなくても、それを複数回起動して、複数の異なるプロセスとして
実行することが可能です。
プロセスが動作するためには、さまざまな「資源」が必要になります。
そのような資源としては、たとえばCPUの使用権、動作するために必要な
メモリ空間、アクセスの対象となるファイル、システムコールを実行する
ために必要なデータなどがあります。
Linuxでは、プロセスがこのような資源をうまく利用できるようにする
ため、それぞれのプロセスに「プロセスディスクリプタ」と呼ばれる
管理情報テーブルが割り当てられるようになっています。
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